| 桜並木を両側に、緩やかな坂道を上った右側に目的の店はあった。 こじんまりとした、けれど清潔感溢れるその店内は緑や赤の色に覆われて、 とても清々しい印象を与えている。 木造の建物もかなり年代を感じさせるものだが、 手入れが行き届いているのだろう、傷一つなく光沢を放っていた。 こう言えば一体どんな店なのかと誰しもが思うだろうが、 何のことはない、只の八百屋である。 その八百屋でありながら八百屋の印象が100%無い八百屋の主、猪八戒は、 今日も晴れ晴れとした気分で愛おしい野菜達と戯れるかのように、 水場で彼らの泥を落としてやっていた。 毎朝の日課となっているそれは、 八戒にとって憂鬱な気分を払う、にこやかな笑顔を作る源だった。 しかし、最近の彼には一つだけ悩みがあった。 それは恋煩い。 かつて生涯添い遂げようと決めていた女性に先立たれた彼は、 二度と彼女以外の女性には触れまいと誓ったのだったが、その彼が恋煩い。 誰しもが「女絶ったんじゃねーのかよ?」と、 どこぞの赤毛みたいな口調で突っ込みたくなるだろうが、それは間違いだ。 実はその恋煩いの相手とは彼女、ではなく彼、なのだから。 その名も玄奘三蔵。 近くの寺の若い僧侶で、実は最高僧という肩書きを持つすごい人なのだ。 何故、彼が最高僧という自分とは身分も世界も違う人間に惚れたのかと語ると、 それは1ヶ月前までさかのぼる。 いつものようにお店を開けていたある日、 何故かその日は全くお客が来なくて仕方が無く店の壁にもたれかかるように座り込みながら、 うっすらと咲き始めた桜を見つめていた。 見上げる桜は澄み切った青空によく映えて、 実に魅惑的な色を放っていた。 花は時期が来れば枯れてしまうものだ。 しかし、今自分が見つめている瞬間は、 彼らは枯れずに華やいだ姿を見せてくれるものと思っていた。 しかし・・・・。 どうだろう、その色が突然曇ったではないか。 驚き、見開いたその新緑の瞳に目映い金色の光が映り込む。 瞬間、八戒はその強く美しすぎる黄金の月に、 桜達が我よ我よと見せびらかすことに恥じ入り、 逃げ出してしまったのだと思った。 それほどまでに美しい、黄金の光。 「おい」 あまりの美しさに呆然としていると、 頭上から低い、不機嫌な声が聞こえた。 未だ夢心地な瞳を向けると、そこに立っていたのは、 太陽と月の交わりによってこの世に生み出されたのかと思うほどに美しい青年。 陶器のように滑らかな肌に、 太陽が作り出した金糸に月の櫛で梳いたような柔らかな黄金の髪。 紫水晶を雪解けの水と清純で生まれたばかりの氷柱で磨いたような、 紫暗の瞳の中で燃えさかる蒼い炎。 桜の精がそっと接吻したように色づくすこし厚めの魅惑的な唇。 どれもが奇跡のようで・・・どこか非現実的な印象を受けるのに、 自分を見下ろす二つの宝石は驚くほどに生命の強さを脈動させていた。 絶対に、カミサマがこの世でたった一人、触れることを許した人間に違いない、と 八戒は吸い込まれるように見つめながらそう思った。 「おい、死んでんのか」 外見とは正反対な口の悪さにもトキメキつつ、 「あ・・・・えっと、生きてます」 と馬鹿正直に答えてしまう。 「なら、ボケッとしてないで商売しろ」 ぶっきらぼうに八戒の眼前に突きつけられた白い紙切れ。 反射的に受け取り書かれた文字を目で追うと、 達筆な文字がそこにはあった。 字も綺麗なんだ・・・・。 渡された意とは関係ないところで感動する。 「そこの書いてあるのよこせ。 金は金山寺宛で月末に請求して貰いたい」 「はい、わかりました。 あの・・・・もしかして、お坊さん・・・・ですか?」 「もしかしなくてもそうだろう。腐ってんのか、てめえの目は」 眉間にしわを寄せ、不快極まりないと言った表情に慌てて頭を下げると、 八戒は紙に書かれた品物をビニル袋に詰め込んだ。 本人はどうやら見た目が普通の僧侶と変わらないと思っているらしい。 確かに法衣を纏っているし、一般人には見えないのだが、 誰しもが僧侶という肩書きに疑問形をつけたくなってしまう姿だということは まるっきり自覚がないらしい。 こんなに綺麗なのに。 何故、僧侶などをしているのだろう。 八戒は隔絶された世界に住むことを理解できなかった。 「金山寺ですね。念のためにこちらにお名前を書いて頂いてもいいですか?」 領収書の写しに貰った名前は『玄奘三蔵』。 八戒は聞こえないほどに小さな声でその名を呼んだ。 声にするだけでも歓喜に踊り出してしまいそうな心を抑えつつ、 かなりの量を詰め込んだ袋3つを渡そうとするが。 「なんだ?」 胸の前で止まった袋に、紫暗の瞳が不審げに細められる。 「いえ、重いんじゃないかなぁって・・・・」 「かまわん」 「でも、3つですよ?」 「かまわんと言ってる」 「僕、持ちましょうか」 「巫山戯てるのか?女じゃあるまいし」 「・・・・・・・・すいません」 少々乱暴に差し出された袋を受け取ると、 三蔵は儀礼的に礼を述べてさっさと店から出ていってしまった。 「怒ったかなぁ・・・」 最後、嫌そうに歪めた表情に不安が残る。 「絶対、怒ったでしょうね」 もしも、もう二度と来たくないと思われたらどうしようか・・・。 それは一人の客を失う心配ではなく、 この世に生まれてしまった熱い想いに対するモノだった。 熱く燃え上がる胸の奥の痛みを心地よく感じながら、 二度と会えないのではないかという不安と、 きっと嫌われてしまっただろうと言う絶望感に、 彼はただ唇を噛みしめる毎日を送ることとなった。 しかし、八戒の不安はほんの数日後には杞憂に終わった。 再び同じように現れ、同じ様な口の悪さで店に赴いた三蔵に、 店主は、もう二度と太陽が拝めないと思っていた朝を 迎えられた迷い人のように、狂喜乱舞した。 そして今度は怒らせないように、話しかけてみた。 変な詮索もせず、こちらから話してもらえるまで辛抱強く待ってみると、 警戒心を抱きながらも、彼は言葉少なに語ってくれた。 どんな食べ物が好きとか、寺での生活だとか。 経をを読むのは面倒だとか。 立ったままでは申し訳ないので、 上がってお茶を勧めると最初は断られていたそれも、 徐々に上がっていってくれるようにもなった。 「お前、茶を入れるのうまいな」 濃い茶色の湯飲みに口を付けた最初の感想がそれだった。 「本当ですか!?嬉しいなぁ。 近所のお婆ちゃんとか来ると怒られるんですよ、 まずいお茶を客に出すなって。 きっと鍛えられたんですね〜。 あ、でも和菓子とかなくって・・・こんなことなら買っておけば良かったな〜」 「・・・よく動く舌だな」 「あ・・・・・・・すいません・・・」 つい、嬉しくなって。 子供のように興奮してしまった照れくささを隠すように、 前髪を掻き上げ、表情を隠す。 「お前、店に良く客連れ込んでるのか」 「連れ込むッていうのはかなり人聞き悪いんですけど・・・ でも、お婆ちゃんとか、近所の子供ですよ。 お客さんがいないときとかに・・・あ、たまにお客さん来てるときもあるんですけど」 それはいつもの日常の一片の話。 毎日の中のよくある時間のことをなんとなく言っただけなのに、 それに返ってきたのは『微笑み』だった。 極上の穏やかで、優しい、そして月光の元に咲く小さな白い花のように清楚な微笑み。 会ってからいつも不機嫌でしかめっ面しか見てこなかった八戒にとって、 その笑みは衝撃的で、自分の全てが彼につかみ取られるような感覚を受けた。 実際、初めてあったその時から自分の心は彼に奪われているのだが。 この瞬間に、初めて恋をしたような感覚だった。 「なに・・・笑ってるんだ・・・」 プイと八戒から視線を逸らす。 「笑ってましたか?僕」 笑ってくれたのは貴方なのに。 「今も笑っているだろうが・・・」 そらされた視線のかわりに、こちらを向く頬はほんのりと赤く。 金色の髪から垣間見える耳朶も薄紅色に染まっていた。 その色を目に留めた瞬間、 目の前の美僧が恥じらっていることを悟り、 逆に八戒までが照れくさくなってしまった。 恥じらう姿がまるで誘っているかのようで。 自分も目線をそらさなければ、 襟元に白く浮き上がる項に吸い込まれてしまいそうだった。 「あつ・・・・・」 ガタンと重い音と共に発した声に驚いて目線をあげると、 三蔵が右手の指先を押さえていた。 卓のうえには横に倒れた湯飲み茶碗。 「大丈夫ですか!?」 慌てて彼の隣へ回り込み、抑えた手を取る。 「茶碗が・・・」 「そんなこと、どうだっていいでしょうっ!」 つい、荒く出てしまった言葉に、一瞬八戒は後悔した。 驚いた直後に、苦く変わる表情を見てしまったから。 しかし、赤くなった細い指の方が大事で。 俯く三蔵の手首を引っ張って台所まで連れていくと、勢いよく出した水で冷やした。 凍るような冷たさに無意識に手を退こうとする彼の手首を掴み、 逃げないように背後から押さえ込むように抱きしめた。 ふわりと香る髪の香料に、胸が熱くなる。 いつしか、言葉も交わせない緊張感が生まれていた。 しばし、無言の時を経た後。 「八戒・・・・冷た・・・」 心持ち小さく、戸惑いながら訴える。 その声に、弾かれるように声の主を見下ろせば。 困ったように見上げるその瞳がそこにはあった。 そして気がつくと、間近で大きく見開かれ。 唇に伝わる暖かな温度。 意志よりも先に、体が動いていた。 自分も気づかないで初めて触れた唇を、 今度は自分の意志で角度を変え、啄む。 「ん・・・・」 苦しそうに眉を寄せ、強ばる肩を掻き抱くと、 胸を火傷していない方の掌で押された。 しかし、それは拒むと言うには程遠い弱さだった。 「や・・・っ・・・・」 「三蔵・・・・、僕っ・・・」 想いを言葉にする前に。 三蔵は思い切り八戒の胸を両手で押すと、 バランスを崩し倒れた長身から逃げるように駆けだした。 白い法衣が舞うように去っていく後ろ姿を深緑の瞳は悲しげに、 呆然と見つめることしか出来なかった。 それからというもの、寝ても冷めても三蔵の事ばかり考え続けていた。 鮮やかな紫暗の瞳・・・・ 薄紅色に染まった頬・・・・ 満開の夜桜のように美しい微笑み。 そして舞うように踊る白い法衣が脳裏に焼き付いて離れない。 たった1ヶ月だ。 1ヶ月で自分の全てが狂わされた・・・ いや、運命の歯車が動き出したのだ。 しかし、あれから彼がこの店を訪れることはなかった。 1週間に1度は来ていたのに。 「玄奘・・・三蔵・・・」 あの人が僕の傍らにいてくれたらどんなに幸せだろうか。 短くても過ごした時の流れはあまりにも甘美で、優しく流れていた。 それをもう一度感じたい。 そして、あの声でもう一度名前を呼んで欲しかった。 桜色の唇が己の名を形作る。 それを思い出しただけで、あの唇の感触が・・・・。 「アアアア〜〜〜〜〜」 八戒は素っ頓狂な声を上げ、頭を抱えた。 あの瞬間から、今の今まで数千回と反芻しては後悔してきた己の行為。 触れた唇の感触に、胸が震える思いであるのに、 掴んだ手首から伝わる彼の一瞬の『怯え』も、 戸惑う熱い息も、 男として哀しいほどに自分を興奮へ導き、支配していくのだ。 やってしまったと思う反面、やって良かったと・・・ 「我ながら最低だ」 本当に、男ってどうしようもない。 かつて愛した女性に言われた言葉。 あれは確かふざけ半分で言っていたのだが、 何故か今、真剣に彼女が草葉の陰で自分のハッキリしない、 けれど欲望だけが有り余った自分を責めているようで・・・・・・。 「決めたッ!」 悩んでいても仕方がない。 悩むとキリがないからやめろと、昔友人に言われたし。 即断即決でいこう。 当たって砕けても良い。 あれほどに美しい人ならば本望だ。 泥を落としていた大根を無造作に置くと、 エプロン姿のまま八戒は想い人のいる金山寺へと駆けていった。 店は・・・開いたままだった。 金山寺 そこは小高い山の中腹にある、由緒だたしい寺だ。 その本堂からは、昼に行われる読経が静まり返った山に響き渡る。 その静寂と読経をうち破った一声は、 「お父さん、三蔵さんをお嫁に下さい!!」 だった。 お経が響く本堂に入るなり叫んだ八戒に全員が固まる。 中には突然の乱入者の言葉を聞き取れなかった者もおり、 この寺の30人近い僧侶達が張り付けられたように八戒を見つめていた。 それは指名を受けた玄奘三蔵も然りである。 彼の場合、こめかみが微かに痙攣しているようだったが。 その中でたった一人だけ、いつもと変わらず冷静な人物がいた。 玄奘三蔵の師匠であり、義父でもある光明三蔵法師である。 「おや・・・まぁ、まぁ・・・とにかくこちらへいらっしゃい」 「あ・・・・はい、失礼します」 その冷静で、穏和な対応に、八戒は身を固めた。 勢い余って叫んでしまったが、考えてみれば自分がかなり恥ずかしいことをしてしまったことに ようやく気がついた八戒は、勧められるままに玄奘三蔵の隣へ座った。 みると、紫暗の瞳は真っ直ぐに自分を睨み付けている。 「で、お話を初めからお伺いできますか?」 なんとなく、今自分が叫んだことはなかったことにされたようだった。 「はい・・・実は・・・・」 八戒は初めて会った時のことから、事細かに話した。 初めてあったとき、自分がどう感じたのか。 どんなに幸せだったのか。 どうして彼と添い遂げたいと思ったのか。 それは通常の精神の持ち主ならば耳を塞ぎ悶絶するだろう程のノロケ話だった。 「なるほど・・・」 「できれば子供は二人。女の子もいいですが、 嫁にやるのは嫌なんで男の子が良いです」 寺中の僧侶達が鳥肌を立て悶える中、八戒は一人70年代の少女漫画のように瞳を輝かせ、 夢見る家族絵図を語った。 隣では三蔵が養父の手前、突っ込みたいのを耐えている。 やがて、冷静に考えを巡らしていた光明三蔵がゆっくりと口を開いた。 「貴方のお気持ちはよくわかりました。 よろしい、結婚を認めましょう」 「本当ですか!?」 「お、お師匠様!何を考えているのですか!?」 異口同音の声が本堂に響く。 「三蔵さんと結婚してもいいんですか!?」 義理の父となる三蔵法師に嬉々として詰め寄る八戒。 「俺は男だっ!何考えてるんだ、変態!!」 「男でも構いません、僕は、貴方という魂を愛してるんです」 「気色悪いっ、黙れ!!」 「じゃあ、どうやったら僕のことを愛してくれるんですかッ!?」 「そ、そ、そんなこと・・・・」 「僕のこと、嫌いですか!?」 真剣すぎて恐い。 本当に穴が空くほど見つめられ、三蔵は後ずさった。 「まあ、まあ、江流も落ち着いて。 八戒さん、一つお聞きしたい事があります」 「はい」 「実は、貴方のように求婚してきた人は、 今まで下水処理場に流しても流しきれないほどいました。 私にはどんなに綺麗な言葉を並べてもその人の本質はわかるつもりです。 そして、貴方は江流を嫁がせるに足る人物とお見受けいたしましたので認めると申し上げましたが、貴方がどういった生活をこの子と送りたいのかお聞きしたいのです」 光明三蔵法師は玄奘三蔵法師を『嫁がせる』つもりだったのか・・・・。 その場にいた八戒と当の本人である玄奘三蔵以外の全てがそう思ったが、 誰もそのことを突っ込むような愚かな真似はしなかった。 「生活・・・・。僕は・・・僕は八百屋です。 今でも毎日来てくれるお客さんがいますし、 それなりに人の生活に関わっている責任があります。 できれば三蔵さんにも僕のお嫁さんとして店を手伝って貰いたいと考えています。 お寺の生活に比べれば騒々しいとは思いますが、 もっと人と触れあえると思うんです。 僕が楽しいと感じたり、嬉しいとか悲しいとか・・・ そういうことを一緒に感じて欲しいと思っています。」 寒い。 いつの間にか僧侶達は身を寄せ合い、本堂の隅に固まっている。 関係者である三蔵はと言えば、文句の一つも吐き出せず、 青ざめた表情で床を見つめていた。 そしてはっきりと断言した八戒の瞳をしばし見つめていた光明三蔵は、 ニッコリと満面の笑みを浮かべた。 「よろしい、貴方に三蔵を嫁がせましょう」 「お師匠様っ!勝手に決めないで下さい!! 俺は嫁ぐ気なんてありませんっ!」 珍しく三蔵が恩師に噛みつく。 「いいですか江流、貴方はもう少し世間で勉強する必要があります。 八戒さんの元へいくのは貴方の精神向上にも繋がると思いますよ? それに人の愛情を無碍にしてはいけません。 貴方は自分が思っている以上に未熟です。 その未熟を自分自身で見つめなさい。これは修行ですよ」 人生の一大事である結婚が修行なんだろうか・・・・? 寺の僧侶全員がそう思ったが、誰一人として温厚なハムスターの皮を被った鬼だということを知っているため、 やはり突っ込むような真似はしなかった。 「修行・・・・」 三蔵にとて光明三蔵の言葉は神の言葉にも等しかった。 その師匠が修行だと言うのだ、 きっと自分が未だ未熟な精神を鍛える場を与えてくれたのだろう。 確かに、自分は人の親切とか愛情に対してどう対応したらよいのかわからないでいる。 それは自分が他人へ愛情を向けられない証拠ではないだろうか。 自分はそれでも良いと思うが、師匠がそう言うならば未熟を克服しなければならない。 「・・・・・・・わかりました」 「三蔵・・・・!?」 八戒は隣に座る三蔵に向き直り、紫暗の瞳を覗き込んだ。 本当に良いのか、と問いたいのだろう。 三蔵は無言で頷いた。 「そうですか。それでは早速今宵祝言と参りましょう」 「こ、今夜ですか!?」 申し入れた本人が驚きの声を上げる。 いくら何でも早すぎではないのか。 やはり物事には順序というものがあって、 最近では廃れてきてしまったが、 堅苦しくてもそう言ったものは大事なんであって・・・ 「こんな良縁はめったにありませんからね。 江流の気が変わらぬうちにしちゃいましょう」 この人はやっぱり、どこかおかしい。 玄奘三蔵は、物心ついたときから思っていたことを、 この時改めて感じた。 |
| 長くなるので頁を分けます。 次は予想通りの(以下略)。 レイアウトに関しては、極力マスター様が書かれた状態を保つようにしております。 83の方が八戒さんの変態度に拍車が掛かっているような・・・げふげふ; それにしても、八戒さんも八戒さんなら光明様も光明様ですね(笑)。 |